直近のS&P500の動きと関連ニュース(2025/08/19)

 こんにちは、Akiです!

今回は直近のS&P500の動きと関連ニュースを見ていきたいと思います。


直近5日間では、+57ポイント(+0.91%)となり、ヨコヨコで安定しています。小幅のレンジで様子を見ているのは、やはり21~23日のジャクソンホール会議でのパウエル氏の発言待ち、ということでしょうね。

かなり強めにトランプ大統領から利下げの圧力がかかっており、それを示唆する情報も出ている中での発言になります。そのため、市場としては利下げされることが既に織り込み済みで、もし下がらなかったら逆に株価は下がりそうですね。そういうことも十分にあり得ますが、どちらに転んでも一喜一憂することなく、淡々と積み立て、長期投資を行っていきたいですね。


S&P500ヒートマップ


今週のS&P500ヒートマップです。

引用:TradingView 株式ヒートマップ S&P500 指数

全体はヨコヨコでしたが、セクターや銘柄ごとに増減幅は異なりますね。テクノロジー系や金融計、通信系は比較的、プラス(緑色)が多いです。やはりハイテク系は決算もそれなりに良かったので調子がいいですね。AMZNは小売りに入っていますが、AWS分も入っているはずなので、実質テクノロジ系で伸びているはず?

一方で製造加工や公共事業、工業サービス系などはマイナス(赤色)が多くなっています。関税周りで悪影響を受けているのでしょうか。最終的には米消費者へ価格転嫁される気がしますが、これだけ見ると厳しめに見えますね。


S&P500 EPS予想の推移

Bloombergの記事にて、S&P500 予想EPSの推移が紹介されています。

EPS(Earnings Per Share)は1株当たりの利益のことですが、それが予想よりも高かった銘柄の割合が時系列でグラフ化されています。


引用:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-08-18/T16W2QGOT0K400

”S&P500種株価指数の採用銘柄が発表した四半期決算は、予想を大きく上回った。関税の影響を抑え、ドル安の恩恵を享受できたことが寄与したと、ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストが分析した。”


今期の決算は概ね強い結果で、S&P500 全体では約80%以上がEPS予想を上回っている割には、株価が下がっているところが多くなって見えるのは、そもそもの期待が高い企業が多く、それなりに良い決算結果を出しても厳しめに価格へ反映されてしまう、ということなのだと思いました。

そういう理解をすると、実際には好調だったけれども厳しくみられているだけなので、一時的な下げが発生していても、やはり長期的には上がっていきそうだな、という感想を持ちました。素人予想ですので、あくまで参考まで。


まとめ

直近はヨコヨコでしたが、ジャクソンホール会議の結果次第では、来週は大きく動く可能性があるかなと思います。特に9月あたりの利下げまでは、実施されるという見込みが織り込み済みだと思いますので、それとの差分で上げ下げが発生すると思います。一方で、10~12月については、年内2回目の利下げがうっすら見込まれているものの、まだどうなるか分からない状況かな、と思いますのでパウエル氏の発言から透けて見える予想が株価に反映されそうです。連続で3回目の利下げも示唆された場合、株価は上がっちゃうかもしれませんね。

いずれにしても、長期投資なので淡々と詰みたて、多少値下がりしてくれるなら基準価格を低く仕込めるので嬉しい、くらいの気持ちで過ごしたいですね。上がったら上がったで、それはそれで嬉しいですが。

さて、みなさんはどう見られていますか?


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